カーオーディオでは、“サウンドチューニング”機能が大活躍することをご存知でしょうか。これを使いこなせるか否かで、仕上がりのサウンドクオリティの良し悪しが変わってくるのです。当記事ではその理由を、そして『サウンドステーショングルーブ』の各店舗では、これについても確かな技術を有していることを、詳細に解説していきます。
車内は最高のリスニングルーム! しかし実は、音響的なコンディションはイマイチ…。
最初に、カーオーディオにおいて“サウンドチューニング”機能が必要となる理由からご説明していきます。
結論から入りたいと思います。理由はズバリ、「車室内は音響的なコンディションが良くないから」です。“サウンドチューニング”機能を活用すれば、これに対処することが可能となるのです。
クルマの中では好きな音楽を好きな音量で聴くことができるので、その意味ではリスニングルームとして最高の環境です。さらに音楽は、レジャーの高揚感をブーストし、仕事で疲れた心と体を癒す効果も発揮します。風景とシンクロして、音楽の感動力がより大きくなることもあります。ドライブと音楽は切っても切り離せない関係にあるわけです。
しかし…。車室内の音響的な特性は、あまりよろしくないのです。
良くないポイントは主に2点あります。まず1点目は、「反射と吸収の影響により、周波数特性が乱れがちとなること」です。
車室内は狭く、しかもガラスや樹脂パネルで囲まれています。その中で音楽を再生すると音は反射し、さらにはシート等では音の吸収も起こります。これら反射した音と吸収された音が、悪さをするのです。特定の周波数帯で、“ピーク”(音圧の盛り上がり)や“ディップ”(音圧の盛り下がり)が発生してしまいます。
ステレオの効果を得るためには、左右のスピーカーから等距離の場所にポジションする必要があるのですが…。
もう1つの音響的な弱点は、「リスニングポジションが、左右のどちらかに片寄っていること」です。
これは、“ステレオ”を楽しむ上での決定的な欠点と言えます。“ステレオ”とは、音楽を左右のchに分けて録音しそれを左右のスピーカーで再生して、音楽を立体的に再現しようとするものです。そして、その効果を得るためには、1つの前提条件が存在しています。それは「左右のスピーカーから等距離の場所にリスニングポジションを取ること」です。
しかしながらクルマの中では、この前提条件が成り立ちません。故に、音楽を立体的に感じ取ること(ステレオイメージを感じ取ること)ができないのです。
でも、“サウンドチューニング”機能を活用すれば、状況は一変します。主に、「周波数特性の乱れ」に対しては“イコライザー”を使うことで、「リスニングポジションが片寄っていること」には“タイムアライメント”という機能を使うことで、それぞれ状況を改善させることが可能となります。
なお、“タイムアライメント”という機能は少々独特なので、仕組みを捕捉しておきたいと思います。当機能では、スピーカーが音を発するタイミングを制御することができます。近くにあるスピーカーに対して音を発するタイミングに遅延(ディレイ)をかけ、あたかもすべてのスピーカーから等距離の場所にいるかのような状況を作り出せるのです。
数々のサウンドコンペで実績を残してきた『サウンドステーショングループ』なら、音調整も任せて安心!
ところで“サウンドチューニング”は、カーオーディオを趣味とするときの楽しむべき1要素ともなっています。機能を操作することで都度音が変化しますので、そこに面白さを見出せるのです。上手く決まったときの達成感も格別です。
しかし…。的確な調整を施すためには、相当なノウハウと経験が必要です。ですので、これについても“カーオーディオ・プロショップ”を頼っていただきたいと思います。プロが設定したチューニングデータをメモリーしておき、それとは別のメモリーを活用して自分でもいろいろと試してみる。このスタイルで楽しむのがオススメです。
ちなみに、“サウンドチューニング”技術は、“専門店”ごとでも差が出ます。お店に哲学が異なる部分もありますから、調整されて出来上がる音の仕上がり度にも差が出てくるのです。
なお『サウンドステーション』グループの各店舗は、さまざまな“サウンドコンテスト”で上位入賞を重ねてきた実績があります。“カーオーディオ・プロショップ”同士がマッチアップする全国規模の大会でも、目を見張る結果を残してきました(具体的な結果の一部は、各店のHPにも掲載しています)。
『サウンドステーショングループ』にお任せいただければ、“サウンドチューニング”においてもお客様をがっかりさせることはありません。搭載するシステムで得られる最高のサウンドに仕上げることをお約束いたします。
1度、お近くのお店まで足を運んでいただき、デモカーのサウンドを、ぜひ1度ご体験ください。技術力が確かであることを、必ずやご納得いただけるはずです!