厳選したプレミアムハイエンドクラススピーカー5機種を詳細解説

プレミアムハイエンド・クラスのオススメはこれだ!

最後に、マニア垂涎のプレミアムハイエンドスピーカー5機種をご紹介します。

ところでスピーカーは今から約100年前に発明されて以来、基本的な仕組みを変えていません。その点においては、至って“ローテク”な工業製品と言えるのですが…。

しかしながら高級モデルになればなるほど、各部に“ハイテク”技術がふんだんに盛り込まれ、素材には贅が尽くされ、造りの精度が徹底的に磨き込まれています。ゆえにプレミアムハイエンドモデルともなると、価格も相応に上昇します。シンプルな仕組みのメカでありながらも、技術の粋が凝縮され“超”の付くほどの高級化が果たされます。

結果、プレミアムハイエンドスピーカーは性能的にも究極的な完成度を示します。メディアに収められた音源を、ただただリアルに、そしてどこまでも音楽性豊かに再現します。

ただし、高性能であるがゆえに、シビアにセッティングする必要性が高まります。プレミアムな逸品だからこそ、その性能を引き出し切るためには手間を掛けて取り付け、綿密にチューニングしなければ宝の持ち腐れともなりかねません。

その点でサウンドステーショングループの各店ならば、プレミアムハイエンドスピーカーの良さを余すことなく引き出せます。他のスピーカーでは聴くことのできない“プレミアム”だからこその至極のサウンドを、心ゆくまでお楽しみいただけます。

音にとことん拘りたいと思ったときには、プレミアムハイエンドスピーカーにもご注目ください。そしてその取り付けとサウンドチューニングは、確かな技術を有するサウンドステーショングループの各店に、ぜひご用命ください。

morel「SUPREMO 602 Active」

SUPREMO 602 Active

(税込価格:77万円)

イスラエル発の実力ブランド“モレル”。当機は、同社の最高峰スピーカー『SUPREMO Series(スプリーモ シリーズ)』に属する、ネットワークレスの2ウェイスピーカーシステムです。

ちなみに“morel”は、エントリークラスからプレミアムグレードまで幅広くスピーカーをラインナップしていて、ハイエンドのみに特化したブランドではありません。初級ユーザーからも厚い支持を得ています。

その一方で、ハイグレードスピーカーが充実していることでも定評を得ています。中でもこの『SUPREMO Series』は特に誉れが高く、日本では音質にこだわるサウンドコンペティター達からも多大な支持を集めています。人気を得ているポイントは、音源を正確に再現する能力が高いことに加えて、音色が豊かで音楽性が高いこと。これならではの豊潤かつ緻密なサウンドに思う存分浸れます。

当機を手にして、温かくも艶やかな“morel”サウンドをご堪能ください。

DIATONE「DS-SA1000」

DS-SA1000

(税込価格:73万7000円)

名門“DIATONE(ダイヤトーン)”の旗艦機『DS-SA1000』。当機には、同社ならではの革新的技術が満載されています。

注目すべき技術は主には3点あります。1つは「フルピストンモーション再生を2ウェイスピーカーで実現したこと」。通常の2ウェイスピーカーのミッドウーファーは高域側のスムーズな再生を苦手としているのですが、当機はそれを克服できています。2点目は、「ツイーターにB4Cプレミアムボロン振動板が採用されていること」。理想的な特性を持つ高級素材を、特別な技術を用いて振動板に使用できています。そして3点目が「ミッドウーファーに“NCV-R”振動板が採用されていること」。同社が独自開発したハイテク素材“NCV”のハイスペックバージョンが、ミッドウーファーの振動板に使われています。

「スペックだけでは語れない感動を体験できる」という当機。国産ハイエンドブランドならではの底力を十二分に味わえるひと品です。

FOCAL「Utopia Be ULTIMA」

Utopia Be ULTIMA

(税込価格:220万円)

“FOCAL(フォーカル)”製車載用スピーカーのシンボル的存在である『Utopia Be ULTIMA(ユートピア ビー ウルティマ)』はその価格が示すとおり、押しも押されもせぬ最高峰カー用スピーカーの1つです。

当機は以下の3ユニットで構成されています。インバーテッドドーム方式が採用された75mmピュアベリリウムドームツイーター、ホームオーディオ用スピーカーの旗艦機『Grande Utopia EM』のために開発された“Power Flower”マルチマグネットテクノロジーが投入された165mmミッドウーファー、そしてプロフェッショナルスタジオモニター『SM9』と共通の200mmサブウーファー、これらからなる3ウェイセットとなっています。

このように、“FOCAL”ならではのハイエンドテクノロジーが満載され完成されているこの『Utopia Be ULTIMA』。至極の“FOCAL”サウンドを手にしたいと思う貴方は、ぜひ当機の導入をご検討ください。これを使えば、愛車が最高のリスニングルームになるはずです。

BRAX「Matrix ML-Series」

Matrix ML-Series

(税込価格:36万3000円)

この『Matrix ML-Series(マトリックス エムエル シリーズ)』は、ドイツ発の実力カーオーディオブランド“BRAX(ブラックス)”が世界的に有名なドイツ“DMK社”と協同開発したプレミアムハイエンドスピーカーです。

なお当シリーズには、ツイーターからサブウーファーまで計8モデルが単品(サブウーファー以外はペア)でラインナップしています。ここでご紹介するのはその中の、28mmソフトドームツイーター『Matrix ML-1』と16cmミッドウーファー(フェイズプラグ付き)『Matrix ML-6P』とをセットにした2ウェイコンポーネントキットです。

妥協を排して試作・試聴が重ねられ誕生したというこの『Matrix ML-Series』。ツイーターにはシルクドームの振動板に“アクロナール”と呼ばれる特殊アクリル樹脂のコーティングが施される等々、各所に“BRAX”ならではの特殊技術が満載され、完成されています。

確かなハイエンドスピーカーを投入したいと思ったら、当機のチェックもマストです。

ZR Speaker Lab「ZR Extravagance」

ZR Extravagance

(製込価格:93万5000円)

こちらは、スロヴェニア共和国を本拠地とする“ZR Speaker Lab(ZRスピーカーラボ)”のフラッグシップスピーカーです。同社が設立されたのは1983年。Zvone Raspor(ズヴォーネ・ラスポー)氏により創設されました。以来同社は、最高品質の材料とハンドメイドで組み上げることにこだわり、名機と呼ぶに相応しいハイグレードスピーカーの数々を世に送り出し続けてきました。

なお『ZR Extravagance Series(ZRエクストラヴァガンス シリーズ)』は、ツイーター、ミッドレンジ、ミッドウーファーが単品(ペア)でラインナップしていて、ここでご紹介するのはそのうちの25mmツイーター『ZR Extravagance SATURN -brushed-』と、16.5cmミッドウーファー『ZR Extravagance N°1 -brushed-』を組み合わせたセットです。

「心に響く本物の音色や魂」を再現できるというこの『ZR Extravagance Series』。これを手にして後悔することはないはずです。

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