ハイエンドクラススピーカーのオススメはこれだ!
次いでは、サウンドステーショングループがお薦めする“ハイエンド・クラス”のスピーカー、計6モデルをご紹介していきます。15万円から35万円(税込)の価格帯にある製品の中から、これはと思えるモデルを厳選しました。
さて、ビギナー・クラスやミドル・クラスの製品と比べての、ハイエンド・クラススピーカーの良さとは何なのかというと…。
ポイントはさまざまありますが、その内の1つとして着目すべきは「音楽性高く再生できること」ではないでしょうか。このクラスの製品ともなると、サウンドが奏でられるときの“感動力”が違ってきます。演奏の迫力が増し、楽曲の世界にただただ引き込まれていく…。そんな感覚を味わえるのです。
そのような再現性の高さを発揮できる理由は、工業製品としての完成度が高いからに他なりません。スピーカーに求められるさまざまなスペック、例えば解像度の高さ、情報量の多さ、S/N(信号に対するノイズの割合)の高さ等々、これらが押しなべて優秀です。結果、音を発したときにそれらは、抜群な“心地良さ”を生み出してくれるというわけなのです。
なおスピーカーは、高級機になればなるほど、取り付け作業には高い技術力が求められます。サウンドステーショングループの各店なら、それを持ち合わせています。“ハイエンド”スピーカーの性能を十二分に引き出す取り付け作業とサウンドチューニングを実践することをお約束いたします。
車内を最高のリスニングルームへと変えてみたいと思われる方は、“ハイエンド・クラス”のスピーカーの導入を、ぜひご検討ください。
BRAX「Graphic GL シリーズ 2way」
(税込価格:22万0000円)
ドイツの名門、“オーディオテック・フィッシャー社”がプロデュースする実力カーオーディオブランド、“BRAX(ブラックス)”。同ブランドは珠玉のハイエンドアイテムをさまざま擁し、そしてそれぞれが世界中のカーオーディオフリークたちに愛用されています。
当機は、そんな同ブランドからリリースされているスピーカーのセカンドライン『Graphic GL シリーズ』に属しています。なおシリーズのラインナップは、25mmツイーター、80mmミッドレンジ、16cmミッドウーファー(それぞれペア)の3モデルで構成されていて、当機はそのうちのツイーターとミッドウーファーとを組み合わせて2ウェイセットとしたものです。
当シリーズの各機は、最上位ラインである『Matrix ML シリーズ』のコンセプトを継承して新開発されています。セカンドラインとは言いつつも、性能的には十二分に“ハイエンド”。高解像度で自然なバランスを発揮するスピーカーをご所望ならば、当機のチェックもマストです。
FOCAL「165W-XP」
(税込価格:18万1500円)
世界的な人気ブランドFOCAL(フォーカル)。当機は、その同社の新たなフラッグシップカースピーカー『Utopia M(ユートピア エム)シリーズ』に含まれている一品です。
ちなみに同シリーズは、口径の異なる5機種の“アラカルト”(単品スピーカーユニット<ペア>)と、1つの2ウェイキット(当機)の計6機種でラインナップが構成されています。2018年12月の発売以来、世界各国で高評価を得て、日本でもたちまちヒットシリーズとなりました。
なお当機には、“アラカルト”に用いられている“Mインバーテッド振動板”こそ採用されてはいませんが、ツイーターには“ピュアベリリウムインバーテッド・ドーム”を、そしてミッドウーファーには“Wサンドイッチコーン”といった“アラカルト”の各機にも搭載されている技術をしっかり継承。旗艦シリーズに名を連ねるに相応しい実力が備えられています。
コスパの高いハイエンドスピーカーをお探しならば、当機は格好のターゲットと成り得ます。
carrozzeria「TS-Z1000RS」
(税込価格:30万8000円)
日本国内のハイエンドカーオーディオシーンを長きにわたってけん引してきたブランドの1つ、“carrozzeria(カロッツェリア)”。当機『TS-Z1000RS』は、同社のスピーカーラインナップの中で看板を張る、旗艦2ウェイコンポーネントスピーカーです。ちなみに当機が発売されたのは2011年の秋。以来ロングセラーを続け、現在でも不動の人気を保ったままです。
製品の各所には、“carrozzeria”だからこその技術が満載されていて、例えばツイーターには独特な“30mmデュアルアークリングダイヤフラム”が採用され、低域側の再生帯域を確保しつつ可聴帯域を遙かに超える48kHzまでの超高音域を質感高く再生します。またミッドウーファーには、一体型二層構造クロスカーボン振動板等が用いられ、ワイドレンジ化や特性のフラット化等が果たされています。
端正でリアルなHi-Fiサウンドを奏でる当機。安心感の高い高級スピーカーが良いとお考えなら、当機もぜひ候補の1つにお加えください。
JL Audio「C7 2way」
(税込価格:34万4000円)
観光地としても有名なフロリダに本拠を置く、有力アメリカンカーオーディオブランドの1つである“JL Audio(ジェーエルオーディオ)”。この『C7シリーズ』は、同社の新たなフラッグシップスピーカーとして、2018年の春に登場を果たしました。
シリーズは以下の3モデルで構成されています。2.5cmドームツイーター『C7-100ct』、9cmミッドレンジ『C7-350cm』、16.5cmミッドウーファー『C7-650cw』。これらがそれぞれ単品でラインナップされています。当機はその中のツイーター×2個、ミッドウーファー×2個をセットして2ウェイコンポーネントキット化したものです。
開発にたっぷり時間をかけ、妥協なく仕上げられているこの『C7シリーズ』スピーカー。同社独自の新技術も多々備え、そして車内環境で抜群のパフォーマンスを発揮することも自慢の1つとしています。ハイパフォーマンスなアメリカンサウンドに浸りたいと思ったら、当機にもご注目ください。
BLAM「S165.100MG」
(税込価格:16万9400円)
“フレンチ・サウンド”という独特のコンセプトを掲げる、フランスの実力ブランド“BLAM(ブラム)”。同社は比較的に社史は短めでありながら、日本においてもめきめきとファンを拡大中のホットなブランドの1つです。
当機は、そんな同社のフラッグシップスピーカー、『Signatureシリーズ』に属する2ウェイコンポーネントキットであり、まさしく、“フレンチ・サウンド”を具現化する1台です。演奏者の情熱をあますことなく伝え、オリジナル・レコーディングのダイナミクスを忠実に再現することなどを目指すこのコンセプトを、情報量豊かに、繊細に、そして正確にサウンド化してくれます。
なお『Signatureシリーズ』の各スピーカーはすべて、フランスの“BLAM本社”で設計され、フランス国内で作られています。そして専用のワークショップにて厳格なテストやペアリングが成され出荷されています。
艶やかでエモーショナルなサウンドが欲しいとお思いなら、当機のサウンドもぜひご確認ください。
DLS「Scandinavia 2way」
(税込価格:29万7000円)
スウェーデン発の実力ブランド“DLS(ディーエルエス)”。当ブランドも、日本のHi-Fiカーオーディオファンから熱い支持を集める人気ブランドの1つです。
この『Scandinaviaシリーズ』は、そんな同社の最高峰スピーカーです。なおシリーズは、ツイーター、ミッドレンジ、2種類のミッドウーファー(1つが通常モデル、もう1つが3ウェイ専用機でエンクロージャーに取り付けることが前提のこだわりのモデル)、そして2種類のパッシブクロスオーバーネットワークで編成されています。ここでご紹介しているのは、ツイーターと通常ミッドウーファーとを組み合わせた2ウェイセットです。
“DLS”といえば、豊かな表現力と滑らかで豊潤なサウンドが持ち味ですが、この『Scandinaviaシリーズ』はそんな“DLSサウンド”を、より濃密にそしてピュアに描き出します。これでしか聴けない独特な北欧サウンドにご興味があれば、当機のご検討もぜひに。確かな満足度が得られる1台です。